倫子的終活術Diary

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直葬は日本の仏式であるお葬式の中で、世間で知られている中では最も安価に作られたプランです。このプランのお葬式は価格にして約15から20万円程度となっていて、もっとも利用者が多い家族葬や一般葬に比べて約3分の1以下に抑えられています。

しかしながら価格を3分の1以下に抑え込んでいるために、当然にしてサービスもその分簡素になっています。このスタイルのお葬式の流れは、遺体を会場に搬送させた後は通夜も行わず、次の日には火葬場へ儀式も行わずいきなり搬送してしまいます。

火葬場への搬送では霊きゅう車は使わず寝台車で済ませてしまいます。さらに葬儀会場内でも祭壇に飾られる遺影や花輪やお供え物は基本的にまったくありません。欲しければオプションで費用を払って追加となります。他にはお葬式の儀式を行うための司会者もいません。

さらに遺体を腐敗させないためのドライアイスも1日分しかありません。もし火葬場などの都合で次の日以降にずれ込むとドライアイスの費用は追加となります。そして極めつけは仮想を行う日必要な火葬許可証をもらうための死亡診断書の市役所への提出も自分で行わないとならなくなります。もう1つ気を付けないとならないのは、全国各地にいろんな葬儀業者はありますが、どこの葬儀社でもこのプランは必ずしも扱っているわけではありません。