倫子的終活術Diary

葬儀の参列における参列者の礼儀

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お葬式などのお悔やみの席での葬儀の参列における参列者の礼儀として、一番大事な事は、故人はもちろんですが、残された遺族に対する配慮や思いやりなのではないでしょうか。例えば、参列者が、故人の生前に、ご遺族とは深い関わりがなく、全く面識がない場合であっても、葬儀に出て、お線香を手向けた場合、帰り際に遺族に簡単に自己紹介をして、自分の人となりを語ったりする事は、この物騒な世の中ですから、もしかして何か良くない事が葬儀中に起こるのではないか、そんな不安の回避にも繋がります。

香典泥棒など、実際に葬儀の参列者に紛れて、悪い事を働こうとする輩などもいると言います。とはいえ、参列した方が見知らぬ方であったとしても、その方が亡くなった本人にとって、生前なんらかの形でお世話になった方であれば、暖かく迎え入れるのもまた、残された遺族の礼儀ですから、不審に思ったとしても、何も追い出す事は、本来ならタブーであると言えるでしょう。

でも、きちんとお線香を上げた後に、喪主を始め、誰かしらにお声かけして、亡き人との思い出話でも披露してくれたら、それだけで心が和み、生前元気だった頃の亡き人の違う一面をする事が出来るのではないでしょうか。