誰かが亡くなった際に慌てないこと
身近な方が亡くなってしまうと、葬儀・告別式の準備をしなければなりません。特段の事情がない限り、臨終を迎えてから丸二日程度の時間で全てを決めなければなりません。喪主の方はもちろんですが、遺族にとっては心身が休まる間がないのが葬儀・告別式ではないでしょうか。
少しでも負担を軽減させるためには、事前に色々と決めておくことではないでしょうか。心不全や脳梗塞は急死のケースが大部分ですが、がん等の疾患は亡くなるまでには時間があります。また、元気なうちに色々と決めておくのも良いことではないでしょうか。
近年、終活に励む中高年が増えているようです。その終活の核となるのが、エンディングノートではないでしょうか。何も特別な値段がする代物ではなく、通常のノートの中にあらかじめ重要事項を書き記しておくことです。いつまでに書き終わらせるというものではなく、時間のあるうちに少しずつ書いておけば良いのではないでしょうか。
書く項目は様々ですが、自分が亡くなった時の御願いを書いておくと便利ではないでしょうか。友人や知人の連絡先を書いておくと、子どもや孫が知らせてくれるのではないでしょうか。葬儀・告別式の要望を書いておくのも良いですし、家族に感謝の気持ちを記しておくのもお勧めではないでしょうか。
意外なところでは、通帳と銀行印の置き場所を書いておくことが挙げられます。誰かが亡くなってしまうと、必ず相続の問題が起きてしまいます。揉める揉めないは別にして、通帳と銀行印の場所が分からずに苦労を強いられることが少なくありません。
複数の口座を持っていれば尚更で、エンディングノートに書いておくと困ることがなくなるのではないでしょうか。堅苦しく考える必要はなく、日記を書くような気持ちで書くとリラックスして書けるのではないでしょうか。地元の新聞社等では、しばしば終活に関するイベントが開催されています。
重苦しいイベントではありませんし、中高年の夫婦が参加をしていることが多いようです。葬儀・告別式が終わってから後悔をしても遅いですし、元気なうちだからこそアイデアも浮かぶのではないでしょうか。死は誰にでも平等にやって来ますし、悲観する必要はありません。自分だったらどうして欲しいのかを考えておくことがベストですし、過去に参列をした葬儀・告別式の良い点を真似るのも良いのではないでしょうか。明るく死を捉えることで、明日への活力が沸いてきます。
● 参考サイト
知らないあなたは損してる!葬儀に特化しているサイトといえば葬儀場列伝オフィシャルウェブサイト
http://www.retsuden-sogijo.net/
→ 試しに見る
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